菖蒲に鯉に鴉の話に概念くん

葛飾北斎の「菖蒲に鯉」という作品のパロディです。
昨年の今頃、ボストン美術館展で葛飾北斎の絵を見て感銘を受け
この絵を描き始めたのですが下書きまで描いたところで中断して
ほったらかしにしていたのを1年後の菖蒲の季節に再び描き始め
ようやっと完成させました。
私の生まれ故郷は東京都葛飾区、最寄りの駅は堀切菖蒲園なので
葛飾北斎の「菖蒲に鯉」なんて何となく運命めいたものを
無理やり感は否めないですが感じたりしたり。

最近聞いた言葉で「あー面白れえ」と思ったのは
エドガー・アラン・クロウというエドガーアランポーと
カラスのcrowをかけた言葉。
ターシャテューダーの絵本のタイトルです。
これは別の子供向けの本で知ったことですが
カラスは雛鳥の時には眼が青色だって。
説明と共に綺麗なブルーの眼、まん丸の可愛い雛の挿絵が載っていました。
そんなひとつの要素を知るだけでカラスのこと
可愛いなとか好きになったりするわけですからすごく良い本だと思います。
誰に教わったのかどこから入れ知恵されたのか
カラスはなんとなく怖い鳥という先入観を
振り返れば中学生ぐらいの時にはしっかり持っていたような?
小さいときにこの本と出合っていれば
一度でも嫌いになんかならなくて済んだかな。

メガネびいき風に言えば概念くんとさよならできたわけです。
概念くんは人間の隙を狙って邪魔してくるしぶといヤツらしいので気をつけよう。
TBSラジオ木曜JUNKおぎやはぎのメガネびいきを参照)

2015-04-06

春です。
新しい季節。

新しい季節という言葉、なんともない言葉のようで
とても美しい言葉だと思うのです。

冬のアックス祭で展示した絵が売れていたことをつい先日知りました。
ご購入頂いた方、直接お伝えできなくて申し訳ありませんが
この場で御礼申し上げます。ありがとうございました。
m(._.)m(^.^)m(._.)m(^.^)m(._.)m

和菓子屋さんで苺大福もしくは三色団子とみたらし団子買って
持ってお花見行きたい。
花より団子より花、より団子。甲乙つれられない!
近場の桜はすっかり葉桜。葉桜も綺麗で良いです。
しかし一年の一瞬なのだから満開の桜が飛び抜けて良いはず、
その通り、That's right、と私は思います。

花椿

春はもうすぐそこ。
みたいな気持ちが、晴れの日なんかはしてきた2月の半ばですね。
冬の雰囲気も薄れてきてしまったのですが寒椿の絵を描きました。
季節折々の花の絵をいろいろ描きたいなと思っています。
透明水彩画は入門したばかりで右も左もよう分からんけど
なんだか奥が深そうです。

寒水仙

寒中見舞いハガキを作りました。計二枚。

とにかくいろいろルーズなわたくしは
毎年松の内ぎりぎりになんとか間に合って年賀状だしていたのだけど
今年はとうとう間に合わず、
寒中見舞いのハガキを作る羽目になりました。
羽目って!おいおい

冬のアックス祭

冬のアックス祭もあと残り数日となりました。
今月28日までです。
月曜日は定休ですのでお気をつけください。
まどの一哉さんが途中参加されたり
追加で絵を描かれた作家さんもいたりと
更にギャラリー内は賑やかになっているようです。
ので、ご都合があいましたら是非ともどうぞ。

アックス展に出展している絵です。
昨年の11月30日に自宅で亡くなった猫のことを思って描きました。
「せん」と名前をつけた野良猫、
この猫を思う時いつも恋心に似た感情が湧きます。
ラブソングを聞いた時なんでかなこの猫を想ったりなんかします。
スピッツの「恋のうた」も同様に。
生前も死後も変わらずにたくさん、せんちゃんのこと想ってしまいます。


猫といえば先日、地元の博物館で岩合光昭さんの写真展があり
当選したサイン会&トークショーの参加も兼ねて見に行きました。
岩合さんは背筋がしゃんと通った
姿勢から振る舞いから話し方から何からすごく紳士的な人で
もっとファンになりました。
緊張してしまい伝えたかったこと何も伝えれず、後悔してしばし落ち込みました。
伝えたいことといっても、何処何処に可愛い野良猫がいますよとか
そんな程度のことなんですが。
岩合さんを目の前にした自分がこんなド緊張するなんて、
予想以上で予想外でした。
展示もとても良かったです。
BSプレミアム岩合光昭の世界ネコ歩き」イスタンブール編で出てきた
大聖堂の中で暮らす神秘的な可愛い猫と
美しい桜と美しい三毛のポストカードを買いました。

新年のご挨拶とお知らせ

明けましておめでとうございます。
昨年は全くと言っていい程
と言うか文字通り全くブログ更新しませんでしたが…
今年はちょこちょこ更新したいです、たまーーーーーに覗いてみてください。

今週から冬のアックス祭が始まります。
そのお知らせをします。


「冬のアックス祭 My Another Jackets Ⅱ レコード編」

新年早々久々となるアックス展をビリケンギャラリーにて開催致します!前回の「大アックス祭2012 My Another Jackets」展でのCDジャケット画が好評だったため、今回はサイズを拡大し、総勢41名の作家がジャンルを問わず、好きなアルバムの“もうひとつのマイジャケット”を自由なイメージで描いたLPジャケットを展示致します。これは壮観でありましょう。皆様のご来場お待ちしております!!

会期/2015年1月9日(金)〜1月28日(水)月曜休
会場/ビリケンギャラリー
東京都港区南青山5-17-6-101
TEL 03-3400-2214
http://www.billiken-shokai.co.jp/

【参加作家】池田ハル、市場大介、英之助、蛭子能収衿沢世衣子、小口十四子、駕籠真太郎、かなまち京成、河井克夫川崎タカオ、菅野修、後藤友香、近藤ようこ、齋藤裕之介、逆柱いみり、磋藤にゅすけ、シバ(三橋乙揶)、島田虎之介鈴木翁二鈴木詩子、関根美有、世良田美波、高橋宏幸、田中六大、つげ忠男、筒井ヒロミ、東陽片岡根本敬花くまゆうさく花輪和一、ひろせべに、福沢光成子、藤枝奈己絵、星園すみれ子、堀道広、三本美春、本秀康森雅之ユズキカズ吉田光彦、わだちず、和田みずな


イラスト/逆柱いみりさん


私は前回のCDジャケットの際、スピッツの「夏の魔物」という曲で絵を描きましたが
今回も引き続きスピッツのアルバムをモチーフにして描きました。
こうしつこいとストーカー的な執拗さを感じますかね。怖いですか。
今回のは2ndアルバムの「名前をつけてやる」です。
特にイメージしたのは収録曲の「恋のうた」です。
抑えきれぬ僕の気持ち可笑しな夢ばかり見てさ〜、というあの曲です。
以前ブログにも書きましたけどついに透明水彩で絵を描きましたよ。ついに。
むずかしかったけど楽しかったのです。

写真の犬は岡山に遊びに行った時、
自分に買ったお土産の吉備津の高麗犬(こまいぬ)という物です。
犬が太鼓、俵を背負っているのは解るけどピンクのが解らず、
「これは何ですかいな?貝殻ですか?」と聞くと
お店のお爺様が「それは宝珠です」と教えてくれました。
宝珠とは意のままに願いを叶えることのできる宝のことらしいです。
お寺や橋の欄干なんかについてる
うに〜っとした物はこの宝珠を模した物らしいです。
ほへえ!


てなことで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

脳みそがずっとゼロ

でっかくなったので100円ライターで比較してみた

居酒屋でつまみくいながらソフトドリンク飲んで落書きをしていた。
諸事情により1年ほどずっと禁酒中。
妊娠ではないのだよ。

小中学生くらいの時に「いためし」って言葉を初めて聞いて
それからずっと「いためし」=チャーハンのことだと思ってた。
友達にそういう言葉を使いたがる子がいてその子はイタリア料理のことを
バブル時代になぞって「いためし」と言って会話の中で使ってた。
「こないだなーいためし食べにいってん」
いためし?ん?炒めし?あっ、チャーハンのことか〜
なんでチャーハンくいにいったことわざわざ自慢してくるんやろって不思議だった。
「せらたもいためし食べたことある?」
いやいやいや、なめないでくれよ。
チャーハンぐらいくったことあるわ、と思ったものです。
私は「うん、あるよ」と答え
そっからは何だか噛み合わないな〜と思いながら会話をしたことをよく覚えてる。
イタメシなんて言葉はその当時もだけど今にしてみりゃとうに死語らしいです。